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「血圧」とは、血液が全身を循環するときの血管壁にかかる圧力のことです。この血圧の値が、慢性的に一定の基準値を超えている場合が「高血圧」です。

高血圧の状態が長期間続くと、血管と心臓に過度の負担がかかり、動脈硬化を引き起こしその結果、脳、心臓、腎臓などの主要臓器に生命に影響を与えるような障害をもたらします。

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血圧とは・・・
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 「血圧」とは、血液が全身を循環するときの血管壁にかかる圧力のことです。この血圧の値が、慢性的に一定の基準値を超えている場合が「高血圧」です。
高血圧の状態が長期間続くと、血管と心臓に過度の負担がかかり、動脈硬化を引き起こしその結果、脳、心臓、腎臓などの主要臓器に生命に影響を与えるような障害をもたらします。
 
 血圧の測定
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 ・収縮期血圧:心臓が収縮し、血液が押し出されるときの動脈の圧力(最高血圧)160㎜Hg以上で高血圧
・拡張期血圧:心臓が拡張し、静脈から心臓に血液が流れ込むときの動脈の圧力(最低血圧)95㎜Hg以上で高血圧
血圧は絶えず変動しています。1回の測定値だけでは高血圧とは決められません。普段から血圧に注意し、自分の血圧の様子を知っておくことも大切です。
自分の血圧を正しく知るために、リラックスして、運動や、喫煙、飲酒、食後は避けて血圧測定を行ってください。
 
 高血圧の症状
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 高血圧の症状
 
 高血圧の原因と分類
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血圧には原因を特定できない「本態性高血圧」が全体の95%を占めます。残りの5%は腎臓やホルモン異常など他の病気が原因で起こる「二次性高血圧」です。「本態性高血圧」は原因が不明とはいえ、血圧を上げる要因は数多くあり特定の因子というよ利、複雑に重なり合って高血圧を引き起こすものと考えられます。遺伝・腎性因子(ナトリウムの排泄に障害があり、体内にナトリウムがたまりやすい)・交感神経の緊張・動脈硬化などによって血管の内腔が狭まる・血圧に関するホルモンの異常・そのほか、食塩、肥満、喫煙、飲酒、などが血圧を上げる因子としてあげられます。

養生をしましょう 
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  • 肥満に注意
    肥満は、心臓などの循環系をはじめ、身体に負担をかけて血圧を上げてしまいます。また、肥満の人は、糖の処理にインスリンを大量に分泌しなければなりません。このインスリンは、血圧を上げる要因になります。
    食事は、腹八分目の量を目安に、間食は厳禁です。そして食事を抜くとかえって食べ過ぎてしますことにもなるので、1日3食はきちんと取りましょう。
  • 塩分のとり過ぎに注意
    日本人は比較的、塩分を取りすぎる傾向にあります。食塩のナトリウムは血圧を上げます。味付けを工夫して、今食べている濃い味をうすくして減塩を心がけましょう。
    例えば、柑橘類や酢の酸味・ごまのコクのある味や香りをうまく利用したり、昆布やかつお節などの天然の食品からだしをとるのも良い方法です。
  • タバコは厳禁
    タバコに含まれるニコチンは交感神経を興奮させ、血管を収縮させる働きがありますので、高血圧の人は禁煙しましょう。
  • 動物性脂肪のとりすぎに注意しましょう
    食事の欧米化でコレステロール等の動物性脂肪を多く含む肉類の摂取が増加しています。
    そのため、血液中のコレステロールが増え、余分なコレステロールは血管に沈着して動脈硬化を引き起こし、血液の流れを悪くしてしまいます。
  • 野菜【緑黄色野菜)をしっかり摂りましょう
    野菜には、血圧を上げる成分のナトリウムと拮抗するカリウムが多く含まれています。
    また、食物繊維も豊富で、この食物繊維はナトリウムの吸収を阻害する働きもあります。
  • ストレス解消を
    イライラ・カリカリすると交感神経が興奮し血圧を上昇させてしまいます。
    このイライラ・カリカリを引き起こすようなストレスが持続的に続くと血管平滑筋の収縮、肥厚が起こって持続的な高血圧になると言われています。
    このストレスを解消するためにも、趣味などをうまく取り入れ、いつまでも考え込まないようにすることが大切です。
  • 趣味や運動、そして睡眠
    趣味や運動は気分転換になり、また適度な運動は摂取したエネルギーを消費するために必要ですし、肥満防止に有効です。
    1日20分~30分程ウォーキングのための時間を設けると良いでしょう。
    睡眠は疲労を取り、身体にエネルギーを貯え、病気を治す力を湧かせます。
 
 漢方ではこう考えます
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 漢方では、降圧薬のように血圧を下げることだけを目的とした薬はありません。高血圧は何らかの原因で身体が血圧を上げることを必要としているからです。血圧を一時的に下げるだけでは、高血圧体質の改善にはなりません。高い血圧を必要としている身体のアンバランスを整え、高血圧に伴う随伴症状を取り除く漢方処方を選薬します。
 
 【高血圧に利用される漢方処方】
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  • どの臓器が原因になって身体のアンバランスを起こしているか、どんな苦情が起きているかを考え処方します。
◇ 心  
  • 体力もあり、胃も強い【三黄瀉心湯】
  • 体力の比較的弱いとき【苓桂朮甘湯】
◇ 胃
  • 体力があり、胃が亢進している便秘症【防風通聖散】
  • 体力があり、胃が亢進している時【半夏瀉心湯】
  • 胃腸の比較的弱い時【黄連湯】
◇ 腎
  • 腎が悪く水分代謝に問題のあるとき【五苓散】
  • 貧血があって胃に苦情がないとき【当帰芍薬散】
  • 体力のあるホルモン分泌不足者で、胃腸が丈夫【八味地黄丸】
◇ 子宮
  • 体力があり、胃に苦情がない【桂枝茯苓丸/桃核承気湯】
  • 体力は比較的強く、胃に苦情がない【加味逍遥散】
◇ 肝
  • 体力があり、胃が強い時【柴胡加竜骨牡蠣湯/大柴胡湯】
  • 体力のない時【柴胡桂枝乾姜湯】
 
【漢方薬の処方の選び方の注意 】 
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  • 高血圧の原因も色々あれば、用いられる漢方薬も色々です。沢山ある処方の中で、最も身体に適した処方を選び出すことは大変難しいことです。専門家に良く相談することが大切ですが、昔からよく使われている漢方処方の多くは、体力の充実した、胃腸の強い人向きのようです。現代人は昔の人に比べると、比較的体力のない胃腸の弱い人が増えています。
 
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